
- 2026/01/29
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Newsletter Vol.356
CS60ニュースレター 大西瑠美さん(後編) 「施術を通して、本来の自分に戻っていく」 -

大西瑠美さんが目指しているのは、その人が本来の感覚に「戻っていく」ための時間を支えることです。施術では、CS60に加えて、音叉やシンギングボウル、笛やベルといった音の響きも用います。
施術者として、そしてカウンセラーとして、大西さんが大切にしている距離感と願いについて、後半ではさらに話を聞いていきます。―施術のあと、変化を「感じよう」としすぎないほうがいい、という話もされていましたよね。
大西:そうですね。感じようとすると、だいたい分からなくなる(笑)。
終わった後に「正直、今は分かりません」って言ってもらっていいと思っています。その場では何も起きてないように見えても、数日後に、ふっと変わることが多いから。―時間差があるんですね。どんな変化が見られるんですか?
大西:たとえば、「最近、朝起きるのが前より楽だな」とか「前はあそこで必ず引っかかってたのに、今日気づいたら痛みが消えている」とか。
そういうのって、意識して探すと見えないんです。ふとした瞬間に、「あれ?」って気づきが生まれます。―すぐに変化を追いかけない、ということですね。
大西:追いかけると、たぶん逃げます。体って、こちらがコントロールしようとすると、すごく頑なになるんです。でも、放っておくと、安心して勝手に調整し始める。
―不思議ですね。
大西:それって、子どもや動物と一緒だなって思います。無理やり言うことを聞かせようとすると、全然ダメでしょう。でも、安心できる場所があって、見守ってくれる存在がいると、自然に動き出す。
―コントロールしようとか、結果を出そうという感覚ではなくて、見守るような気持ちなんですね。
大西:私は、施術家でありセラピストとして仕事していますが、一方的なアドバイスをしないように注意しています。
―線引きを、かなり意識されているんですね。
大西:すごく意識しています。以前は「この人しんどそうだな」って思うと、一緒に抱えていました。終わったあとも、その人のことを考え続けたり、なぜか重たい感じが残ったり。でも、それって、相手の人生に入り込みすぎていたなって気づいたんです。今は、その人の話は、その人のものとして聴かせていただきます。
ここでは一緒に感じるけど、自分のなかには握らない。境界線があいまいだと、施術する側も、される側も、どこかで無理が出ます。依存みたいな関係になったら、それは違うなって思うんです。ただ、お客様が「本来の自分に戻り、笑顔でほっとできる」場所になれたらと思っています。―自分で立って歩くために、余計なものを降ろしてスッキリしてもらうということですね。
大西:はい。施術が終わったあと、「今日は、何も考えずにいられました」って言われると、ああ、よかったな、って思います。変わったかどうかじゃなくて、「本当の自分に戻れたかどうか」。「前向きになる」とかではなく、ただ素直に「戻る」という感じ。
―戻る、という感覚なんですね。
大西:世間の常識に蓋されてしまった、ほんとうの自分の感覚。「これは好きだな」とか「これしてみたいな」とか、そういう、自然に内側にあふれる感覚を素直に思い出すだけで、生き方って、変わっていくと思います。だから、施術後はみなさんに、ふわりと笑顔になって本来の自分に戻っていただけたら嬉しいです。
今年からは、心・体・魂の「軸をつくる」ワークショップも開催予定です!すべての人が、いつも笑顔で、それぞれのあふれる幸せの中に在りますように!!(おわり)
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