
2026/09/10
Newsletter Vol.387
CS60 INTERVIEW 選択肢を広げて、可能性を信じる。 田中 絢子さんインタビュー(前編)言語聴覚士として病院で働きながら、『CS60 然』を営む田中 絢子さん。長年の病院勤めの経験から、西洋医学だけでないさまざまな可能性を視野に入れて取り組まれています。個性や体質は人それぞれだから、治し方もいろんな選択肢から選べるように。お話を伺いながら「選択肢は希望である」という思いに感銘を受けました。

– 田中さんは「誰かの選択を尊重できる自分でありたい」とおっしゃっていましたね。
田中:痛みや痺れを訴える方が病院にはたくさんいますが、それに対してできることが少ない場合もあるんです。結局は「痛みと上手く付き合っていきましょうね」というように、なかなか解決されないままリハビリをやっていかなきゃいけない場合も。それは結構辛いですよね。だから、なんとか別の角度でアプローチできたらいいのにな、という思いをずっと持っていたんです。
その頃にCS60と出合い、身体のバランスを整え、スムーズな動きをサポートできると感じました。ずっと痛みを抱えたまま動きなさいと言われてもなかなか意欲が湧かないので、リハビリの前に使えたら良いなと思っています。
人は千差万別で、個性があって体質も違うからこそ、その人が自分はこれで良くなりたいと思ったら、それが答えなんじゃないかなと思います。そして、その中の選択肢の一つにCS60があると思います。その人に合ったものが取り入れられて、その人が楽になって、また前を向くことができるなら、それが一番ですよね。
– 病院では先生を信頼しているからこそ、全てをお任せすることが多いですが、その時にいろんな選択肢を示してもらえたら、自分で選択できたという喜びもありますね。
田中:そうですね。私は嚥下の分野に関わることが多いのですが、食べられなくなった時の選択肢はいくつかあります。胃瘻や鼻から管を入れる方法、太い血管から高カロリーの点滴を入れる方法などです。それぞれにメリット・デメリットがあり、何もしないという選択肢もあるかもしれません。どうやって生きたいか、どうやって最後を迎えたいか、どうやって大切な家族を看取りたいかというのは、1人1人違っていいはずです。
そういった選択肢のメリット・デメリットを含め、本当にフラットに提示してもらえたら、そこからどういう風に自分たちが進めたいかってことを考えられますよね。でも、施設ではこの受け入れしか無理だよとか言われたら、もうそれしかない。
だから、「選択肢がないことは、不自由なこと」だと感じてしまうんです。生き方とか、家族の看取り方とか、そういうものをフラットに考えられないから人任せになってしまうのかもしれません。誰かに任せっきりではなく「自分の健康のことは自分で選択できる」ことが大切だと思います。
(つづく)