
2026/08/13
Newsletter Vol.383
施術後の、その先の生活も大切だから。 上米良 可奈子さんインタビュー普段理学療法士として働いている上米良 可奈子さんは、根気強いリハビリにより、その人らしい生活を支えています。彼女がふと思うのは、患者さんが本来持っている力を引き出して、リハビリの効果をより発揮しやすい状態をつくるために、CS60が役立つのではないか。さらに、退院後も継続して身体を整えることで、その方らしい生活を長く支えていけるのではないか。理学療法士の視点で考えるCS60の可能性を伺いました。

– まずは、どのようなきっかけでCS60を知ったのですか?
上米良:3年半前くらいかな。先にCSの施術を受けた友人から誘われたのがきっかけです。自分でも調べみたら面白そうだったので、一緒に施術を受けに行って、最終的には2人で研修にも行きました。職業柄、情報や知識を使うためには、自分の中に貯めておく必要があると思っているので、西洋医学に限らず、日頃から情報を収集したり、いろいろな考え方や可能性を試しています。本来の形にこだわらず、良くなるものはなんでも取り入れたい!という気持ちで活動しています。
– 普段からインプットを大切にされているのですね。初めて受けた時、どういった感想を抱きましたか?
上米良:元々不調があったわけではないので改善したという感じではなかったのですが、体がスッキリしたのは覚えています。その際、施術者の方からお話を聞いたり、西村先生の本を読ませてもらったり、その後も施術を受ける中で「自分でもやってみたい!」という思いが湧き起こりました。
「なんで始めたんですか?」って聞かれることがあるんですけど、振り返って考えると、雇われる働き方ではなく、自分でサロンを始めるという決断が、私にとって今までにない本当に大きな一歩で、今思えば「よく思い切ったな」と自分でも驚くことがあります。
ただ、本を読む中で「これなら、自分がこれまでずっと抱いてきた想いを形にできるかもしれない」と感じました。その可能性に心が動いて「やってみよう」と直感を信じて一歩踏み出せたのかなと思います。
– 「自分がこれまでずっと抱いてきた想いを形にできるかもしれない」とおっしゃいましたが、それは具体的にどのようなことでしょうか?
上米良:元気な体で、生き生きと過ごしている方もたくさんいらっしゃいますが、仕事では病気の方に接する機会がすごく多くて。寿命は長くなったと言えども、やはり「健康寿命とのギャップ」をすごく感じているんです。最後まで元気に生きていきたいなって思いますし、そんな世界があればいいなと思っています。
西村先生の本で「人間の尊厳を最後まで守りたい」という理想の生き方・逝き方や、「健康寿命を伸ばしたい」ことであったり、「医療費削減の話」だったり、そういうことにすごく共感して「まさにコレ、私も思っていたことだ!」と。私もその活動に取り組む一員になりたいと思ったんです。
– 普段は理学療法士として働いてらっしゃいますね。どのような内容のお仕事ですか?
上米良:最初は病院で働いていたんですけど、今は基本的に自宅や施設などの訪問リハビリをしています。
リハビリは、病気やけがの直後に行う急性期、その後、集中的に機能回復を目指す回復期など、それぞれの時期に応じて行われます。そして、その後も自宅や施設など生活の場で、その人らしい暮らしを支える生活期のリハビリが続きます。私は、生活期において継続したリハビリや生活支援が必要な方、加齢などによって心身の機能が低下した方のもとへ伺い、一人ひとりの生活に寄り添った理学療法を提供しています。
– 訪問では患者さんの生活スタイルを汲み取ることができるので、生活を支える「より寄り添ったサポート」ができるんですね。理学療法士としてCS60をどう活かしたいと考えていますか?
上米良:理学療法士として感じるのは、身体を整えることと、その状態を日常の動作、生活へとつなげることの両方が大切だということです。CS60の施術によって身体が動きやすい状態になったとしても、その後の姿勢や身体の使い方が変わらなければ、時間の経過とともに元の状態に戻ってしまうことがあります。だからこそ、施術後の身体の変化を丁寧に評価し、その方に合った動き方や姿勢、セルフケアまでつなげられたら、より生活に活かせるサポートになるのではないかと考えています。
私は、CS60は施術そのものが目的ではなく、その方がより自分らしく生活できるよう支えるための一つの選択肢であり、大きな可能性を持ったツールだと感じています。
(おわり)
※上米良さんは、個人だけでなくチーム『CS60 Rehab Careplus』でも活動されています。その内容は、vol.389でご紹介します。お楽しみに!