すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2024/01/11

Newsletter Vol.249

「研修チーム座談会」(前編)

今回は、CS60の研修を行っている中心メンバーの岡本博成さん、
新井しのぶさん、大久保順子さんの3人をお招きし、座談会を行いました。
CS60の研修の歴史や、研修メニューの作り方などを3人にインタビューします。

―CS60のFLになると、まず「基礎研修」を受けますよね。この基礎研修は、5日間の日程が4日間になるなど、少しずつ内容がブラッシュアップされているそうですが、どのように決めているのですか?

岡本:みんなで話し合って決めています。例えば持ち方や姿勢、CS60を当てる角度、力の入れ方など、伝えながら「もっとこうしたほうがいい」と見えてくることがあるんです。今まで言語化できなかったことが明確になってきたりすると、内容を見直します。

新井:新しい発見があるたびに、研修でお伝えしていますね。実は「指導者」と呼ばれている私たちのほうが、研修生の方々から指導の仕方を教えていただいていると感じます。

大久保:研修生の反応も共有することで、私達自身の学びにもなっています。昔は教え方がバラバラでしたが、ミーティングを重ねて「本部の考える基礎」を統一できるようになってきました。

―日々の振り返りの中で、新しく追加したい要素が見えてくるのですね。数年前まで研修制度はなかったそうです。皆さんがCS60のFLになったころは、どのように研修を受けていたのでしょうか?

岡本:僕が入ったころは研修を受ける人たちは西村先生の横について、直接施術の方法を教えていただいたんですよ。

新井:当時は西村先生が5日間マンツーマンみたいな感じで教えてくれましたね。今考えるとすごく贅沢でした。

―研修の在り方も時期によって変わっていたのですね。当時の研修も5日間と決まっていたんですか?

岡本:研修期間は5日間と決まっていましたが、内容は何も決まっていなかったんです。先生に5日間つきそって、会員さんのお体をお借りして、西村先生と一緒に施術させていただきました。
例えば「足をやってみて」と言われたらそこだけ施術をするような感じです。

大久保:多い時には会員さんを5人くらいで囲むこともあったので、圧迫感があったかもしれませんね(笑)。

岡本:当時の会員さんは皆さん心が広い方たちばかりでしたが、研修を受ける人数が増えるにつれ「もう少し研修という形を整えたほうがいいのではないか」というお話が西村先生からありました。

―そこで岡本さんが指導者第一号として、研修制度のベースを作ることになったのですね。

新井:「何のための研修なのか、最初はよくわかりませんでした。でも、大工に例えたらノコギリの引き方やカンナの使い方を教えてもらっているんですね」という研修生の言葉に、私たち本部スタッフもハッとなったことがあるんです。
本当にその通りで、基礎研修はあくまで土台づくり。その土台にどんな家を建てるのかは、その人次第なんです。

(つづく)

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