今回は愛知県名古屋市で「cs60 cojica」というサロンを営む、
鈴木佳美さんにお話を伺いました。
―鈴木さんは普段サロンで施術をされているのですよね。CS60のことを知ったのはいつ頃でしょうか?
鈴木:2022年の1月です。
きっかけはYouTubeで藤原直哉さんの対談動画で、「これだな」と思って、すぐ近くのサロンに行きました。
―どういうところがピンときたんですか?
鈴木:私はもともと不調の多いタイプではありませんが、施術を受けて体も明らかに軽くなったので、真剣に自分が仕事としてCS60を持つことを検討したんです。サロンの方にも「FLって実際どうですか?」という話をして、内情をあれこれお聞きしました。
―サロンを開く前は何をされていましたか? やはり健康系でしょうか。
鈴木:いえ、全然違っていて、私はその2年ぐらい前に20年勤めた金融系の会社を辞めました。
新型コロナウィルスのパンデミックもあって世情が変わってきたことと、自分の区切りの良いタイミングが重なり辞職したのですが、そこから方向性を見失っていたんです。
―「次はこれをしよう」と決める前にお辞めになって、それからずっと自分の進むべき道を探していたんですね。
鈴木:遅れた自分探しをしている最中にCS60に出合いました。母親が看護師だったので、ずっと「誰かのお役に立てる仕事をしたい」という想いは片隅にあったと思います。
金融の会社に勤めている時は、誰かのお役に立てていると実感できることもあれば、そうでない時もたくさんありました。もっと自分の動ける体を使って、はっきりと「人のお役に立てている」と実感できるようなことをしたいなと思っていました。
実は、私のサロンの名前は西村先生からいただいたんですよ。
―名付けをしてもらったということですか?
鈴木:「サロンをやるぞ」と決めたはいいものの、これだという名前が思いつかなくてしばらく悩んでいたんです。
そのタイミングで大阪の施術会に参加することになりました。
施術会の直前に、主人と以前住んでいた奈良から近い大阪の「グリル仔鹿」という名前の洋食屋さんの話になりました。
「仔鹿ってわかりやすいし、イメージもいいし、こういう名前がいいんだよね」と話したのを覚えています。
当日の大阪の施術会で、西村先生に「サロンの名前が決まらないんです」と相談したら、先生は一言「こじかでいいんじゃないの?」と言ったんです。
―えっ! その洋食屋さんのことは話していないんですよね?
鈴木:話していません(笑)。頭の中が見えたのかなってずいぶんびっくりしました。
調べてみたら東京にも同名のサロンがあったので、「私も『こじか』を名乗っていいでしょうか」とお聞きし、最終的に「cs60 cojica(こじか)」という名前に決定しました。
今は自宅の一室でサロンをしています。
―CS60の仕事を通して、得られるものは変わりましたか?
鈴木:会社員の時は、どうしても会社の都合で思考することが多かったんですけど、CS60の場合は目の前の人のことだけを考えた行動になります。非常にシンプルなのでストレスはありません。自分の体を相手のために「今」使えるということが嬉しいです。
―求めていたものに巡り合ったのですね。最後に今後の目標をお願いします。
鈴木:西村先生からサロンの名前をいただいたと勝手ながら思っているので、地道に活動しながらも着実にCS60の輪を広げていきたいと思います。
(おわり)