すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2023/08/31

Newsletter Vol.230

グラップラー Grant Bogdanoveさん (前編)

今回お話を伺ったのは、アメリカ出身のグラップラーのGrant Bogdanove(グラント・ボグダノフ)さんです。
東京都世田谷区で「ALMA FIGHT GYM LIFE」を経営しながら、格闘技の選手としても戦うGrantさんにCS60を体験してもらった感想を伺いました。
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―Grantさんはこのジムの経営をされているんですよね。どんなことを教えているのですか。

Grant:ジムで教えているのはブラジリアン柔術がメインで、妻が担当しているストレッチプログラムもあります。
プライベートレッスンでは、MMAや総合格闘技、キックボクシングなどの打撃のあるスポーツや、柔術を教えています。

―Grantさんご自身も現役選手なのですよね?

Grant:以前までは総合格闘技の選手でしたが、今は道着を着用しない組み技格闘技「グラップリング」をしています。
日本でも海外のようなブームが到来するのではないかと思って、選手としても力を入れているところです。
―「グラップリング」とは、どんなものでしょうか。

Grant:寝技、関節技、絞め技等の組み技です。
総合格闘技の「RIZIN」の試合を見たことのある人は多いと思いますが、パンチとキックしない場面の全てが、グラップリングです。

―打撃のない総合格闘技みたいな感じですね。
道着を着用していなかったら、どこをつかんでいいか迷ってしまいませんか?

Grant:初心者にはよくある課題です(笑)。
相手の手首や筋肉と筋肉の間など、つかみどころはたくさんあるのですが、ずっと掴んでいられないのですぐに技に繋げる必要があります。
柔術はすごく落ち着いたイメージがあると思いますが、グラップリングは競技自体がハイペースなので体力が重要です。

―試合を見に行こうと思ったら、どこに注目するといいですか?

Grant:柔術は、参加者の競技です。
柔術を見たいから会場に行くという人はなかなかいません。
「自分も試合をしたいから、仲間の応援をします」という人がほとんどです。
反対に総合格闘技は一般の人が見る競技です。
試合内容やキャラ作りが面白いから、その競技を自分がしていなくても見に行きたいという人がたくさんいます。
グラップリングは今、そのどちらに行くかという分岐点なのです。
個人的には、一般向けの方向に行った方がいいと思います。

―そちらのほうが盛り上がりそうですね。

Grant:課題はKOがないことですね。
日本人はRIZINの影響もあって、相手が失神した後に追撃のサッカーボールキックを入れるようなキャラを推しています。
そのニーズをグラップリングで補えるかどうかはわかりません。
それにキックボクシングの人たちは髪を染めていて、かっこいい顔していますね。
私達グラップラーは耳も潰れているし、見た目が華やかではありません(笑)。
そういうところも課題だと感じています。

―グラップリングという競技全体を盛り上げることを考えながら、いろいろな活動をされているのですね。

(つづく)

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