今回話を伺ったのは、宮崎県のFL(フェローシップ)の山元佳子さんです。森の中のカフェで、大好きな野草やハーブを使った料理を提供している山元さんが、CS60のFLに加入した理由について伺いました。
―前回、山元睦さんに聞いたのですが、「星草庵」では野草を使ったお料理が食べられるそうですね。
山元:宮崎は野草の宝庫なんですよ。野草の勉強をして、「こんなにあるのに、皆さんがにっくき敵、雑草とみなして捨てているのはもったいないな」と思いました。
―足元にある宝物に目を向けてほしかったのですね。どんな料理を提供されているのですか?
山元:私はインドネシアに1年半くらい住んでいたことがあるので、野草やスパイス、地元野菜を使ったアジアンテイストな料理を作っています。全国にたくさんあるヨモギやスギナの他にも、意外とみなさんが食べられていない野草があるんですよ。知られていないけれど美味しいものを紹介しつつ、「すぐそこで採れるから、みんなも食べましょうよ」と伝えています。
―身近な野草について、もっとみなさんに知ってもらいたいという気持ちもあるんですね。 昔から野草がお好きだったのですか。
山元:お茶の時間が大好きで、ハーブティーを体調管理に利用するようになり、自分や家族のためにブレンドをはじめました。日本茶のカフェで働いていたこともあったので、お茶の時間を通して、みんなが健やかになったらいいなという想いがあります。
―ベースに日本茶カフェの知識がありつつ、そこに野草の知識をプラスしていったのですね。CS60に出合ったのは、どういうきっかけですか?
山元:日本茶カフェで働いているときに、黒肱朝美さんがお客さんとして来てくれたんです。
そのとき、朝美さんはCS60のFLじゃなかったんですけど、いつの間にか施術者になっていて、いつも「楽しい、楽しい」と言っていました。「何がそんなに楽しいんだろう?」ということがすごく気になっていったんです。
夫もやりたいことを探していたタイミングだったので、一緒に施術を受けに行きました。私自身はセルフメンテナンスが好きなので、触られることにはそんなに興味がないのですが、触ることは大好きなんです。
―それでご夫婦でFLに加入されたのですね。
山元:最初は夫がメインで施術をして、私は「女性のほうがいい」と言われたときに手が空いていたらサポートできたらいいかな、くらいに思っていました。
でも、研修を受けたら気持ちが盛り上がってしまって。「朝美さんが楽しいって言っていたのはこういうことか!」と腑に落ちました。
―どういうところが楽しいのでしょうか。
山元:よくわからないのに楽しいというのが、最上級の楽しさだと思います。言葉で言いあらわせることには限界があると思うので。
最近よく感じているのはお客さんが可愛くなってきたことです。可愛くて仕方ありません。みんなを愛おしく感じることは、CS60を持つまで全然ありませんでした。
―体験会で施術をされている様子を見学していましたが、ご夫婦ともに優しくて本当に「愛おしい」という目でお客様を施術されていますよね。
山元:細胞が愛おしいと感じるんですよ。先生もおっしゃっていましたが、細胞は自分の力で元気になろうとしています。細胞を励ましながら施術して、人間の思考が邪魔しそうになったら「シーッ、静かにして」とお願いする感じですね。
―とても面白いです。細胞と会話しながら愛情を注いでいるのですね。その想いはきっと施術を受ける方にも伝わっていると思います。
(おわり)