すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2024/08/15

Newsletter Vol.280

お茶農家 笹俣秀行さん

今回訪れたのは岐阜県加茂郡白川町で、無農薬の白川茶を栽培している「こころの農園」の笹俣秀行さんです。お茶農園をしながらCS60に加入した理由について伺いました。

ー今日は笹俣さんの茶畑を見学させてもらっています。見渡す限り茶畑ですね。笹俣さんの家は元々お茶農家なのでしょうか?

笹俣:いえ全然関係ありません(笑)。
僕は2007年まで水や電気などに関わる様々な設備の設計、施工、工事をしていました。
茶畑をするようになったきっかけは、2000年代の秋葉原で起きた通り魔の殺人事件なんです。
たまたまテレビで見てすごくショックを受けて「昔の日本人はこんなことはしなかったはずだ。どうしてこんな事件が起こったんだろう」と考えて。
自分の体験と重ねて、食べ物が悪いんじゃないかと思い至りました。

ーどういう食べ物が悪いと思われたのですか?

笹俣:その頃、僕はスーパーで売ってる食材を食べたくなかったんです。
例えば野菜を食べたら鶏糞のようなニオイがしてすごく嫌でした。
「そうか、人間の体は自分の食べた物でできている。変なものを食べたら、変な人になるのかもしれない」と思い、試しに色々な宅配サービスを利用して野菜を取り寄せてみたけれど、どこにもこれと感じるものがありませんでした。
「本物の食べ物とは何か」と調べていく中で自然農法と呼ばれるものに出会い、その生産者を尋ねて、その方の畑でキュウリを食べた時、「これだ」と感じたのでした。
「自分も生命力があふれるものを作りたい」と思って田んぼを探している時に、地元の方から託されたのが茶畑でした。その時神様から「お茶を作りなさい」と言われている気がしたんです。

ー笹俣さんは、肥料や農薬を使わない自然農のお茶を育てているんですよね。
虫も取らないんだとか。

笹俣:肥料をたくさん与えたら植物が大きく育つので、普通は収入が増えるように肥料を多く入れます。そうすると葉っぱの中の窒素分が過多になります。
そういう葉っぱは自然界では不自然で、それを虫たちが食べることで正して行っているのではないかと。
例えば僕の茶畑にはみの虫がいます。みの虫が食べているのは、よく見ると弱っている木だけなんです。本来、人も虫も植物も、自然界の法則に合致するように、その役割を果たしていると思います。人間だけがかんちがいをしていますが。
「害虫」なんていないし、雑草もない。
「神虫」であるし、「神草」なのです。

ーだから自然に任せて栽培されているんですね。このあたりは標高差があって、綺麗な川が流れていますが、お茶は水質が綺麗なところじゃないと美味しくできないのでしょうか?

笹俣:自然界では太陽光と空気、水がいちばんの栄養分になります。
だから山が大事なんです。この地域だと人間の都合で植えたヒノキばかりの林ではなく、落葉樹の森からの雨水が、豊かなミネラルを供給し、畑や田んぼの作物を肥育し、川藻を育て、魚を増やし、海を豊かにします。

ーこのあたりの山は落葉樹ですか?

笹俣:この辺はみんな檜の木を植樹しているので、落葉樹の森を作るために、ドングリの植樹を始めました。

ー非常に興味深いです。まだお茶の栽培とCS60が結びつかないのですが、笹俣さんがCS60を知ったきっかけは何ですか?

笹俣:2022年の6月に黒川に住んでいる友人がCS60のFLになったので、「練習台になってくれる?」と言われたんですよ。「CS60って何?」という感じでしたが、毎週1回施術してもらいました。受けてみて、これは現在の医療に大きな変化をもたらすと感じました。
僕は怪我や病気であちこち体を痛めていたので、友人から「岐阜のりんごの木さんのところに行ったらいいよ」と言われました。

ーそんなに体の調子が悪かったんですね。

笹俣:度々の転倒で不具合が多数ありました。骨折や手足のしびれもあって草刈りもろくに出来ない状態でした。
僕は幼い頃に橋から落ちて、椎間板ヘルニアになったんですよ。その影響で30代後半から歩くこともできなくなりました。
「治るか半身不随になるか五分五分だ」と言われて、結局手術を引き受けてくれる先生が見つからず病院を追い出されたんです。
1年くらい寝たきりで過ごし、トイレまで匍匐前進する日々。ひどい時は食事から排泄まで全介護状態でした。

ーその状態からどのように回復されたんですか?

笹俣:3年間、週2回整体の人に施術してもらったおかげで、日常生活を送れるようになりました。それからずっと整体のお世話になっていますが、しばらくすると元に戻ってしまいます。CS60は元に戻らないし、体が再生していくような感じがすごいなと思いました。

ーFLに加入したきっかけは何ですか?

笹俣:CS60はすごくいいなと思ったんですけど、パートナーの許可を得ずに加入することはできません。まずは体験してもらおうと思ったのですが、パートナーは「そんなに怪しいところには行かない」と拒否。
彼女は痛いのも嫌がりますから、無理強いはしなかったんです。
ところが僕がりんごの木さんに通うようになって農作業できるようになったのを見て「私も一度試しに受けてみたい」と興味を示すようになりました。
パートナーは眼咽頭型の筋ジストロフィーで、普段は買い物カートにつかまって10分くらいしか歩けません。
施術してもらったその日の午後は、イオンのスーパーを2時間歩き回っていたので本当に驚きました。

ーすごい変化ですね。

笹俣:それから2ヶ月くらい、二人でりんごさんのところに毎週通っていたんです。
そこに西村先生の本が置いてあったので、借りて読んでみたらパートナーが「あなたはこれをやるべきだ」と背中を押してくれました。
「彼女の気が変わる前に」と思ってすぐにFLの申し込みをしたんです(笑)。
その後すぐにパートナーもFLの研修を受けて、私より熱心に施術をしています。

(おわり)

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