すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2024/10/31

Newsletter Vol.291

「CS60ケーススタディcafe」レポート

今回は10月14日にCS60青山本部で開催された
「CS60ケーススタディcafe」のレポートをお届けします。

「CS60ケーススタディcafe」は、CS60のFL(フェローシップ)のために毎月一回開催している研修です。東京青山本部、大阪支部、富士山支部で行っています。
もともとは「自主勉強会」という名称でしたが、「単なる技術研修の場を超えて、CS60の可能性を共に探求する場にしたい」という想いから、2024年に現在の名称に変更されました。
CS60は独自の機能を持つ施術法であり、実践者それぞれの経験から生まれる発見が、新たな価値を生み出しています。この特徴を活かすため、本研修ではカフェのようなリラックスした雰囲気の中で、参加者同士が自由に意見を交わせる環境を大切にしています。
今回は、サロンを運営するベテランから基礎研修を終えたばかりの方まで、6人のFLが参加。本部スタッフがファシリテーターを務め、2つのグループに分かれてのディスカッションと全体での学びの共有を行いました。
ある回のグループワークでは、次のような意見交換がありました。

サロンを運営している大西瑠美さんから「末期がんと診断され、落ち込んでいるお客様にどういうお声がけをしたら、笑顔をお持ち帰りいただけるだろうか」というお悩みが打ち明けられると、心理療法に詳しい渡邊幹夫さんからこんな話がありました。

「実は自分自身もがんのステージ3.5だったんです。そのときは絶望しましたが、座して死を待つ
のも苦しいものです。もがいているうちに『天は自ら助くる者を助く』という言葉を思い出して、せめて残された年月を精一杯生きようと思いました。その時スイッチが入って、空の青さやウグイスの鳴き声、アリが働いている姿など、目に入るものすべてに心から感動して涙が出るようになったんです。当たり前のことに感謝する日々を送っているうちに不思議とがんは治っていました」

同グループの参加者は人体の不思議さに感動していました。かつてがんの患者だった渡邉さんのリアルな体験談を聞くことで、大西さんはお客様の心情を理解するためのヒントを得たようです。「お話を伺い、がんを患った方の心理を少し理解することができました。それを踏まえて、お客様の心に届くような接し方を心がけていきたいです」という感想を伝えていました。

グループワーク終了後は、気づいたことを全体でシェアしたり、質問によって学びを深めます。「子供の施術は全身くすぐったがって触らせてくれないがどうすればいいのか?」など活発な議論が交わされました。

後半は実技レッスンの時間となり、本部スタッフが関連技術のレクチャーを行います。ここでは、前半で出された質問や課題に関連した施術方法のアドバイスと実践が行われ、参加者のスキルアップにつながっています。

研修終了後、ある参加者から「経験や力量が異なる参加者が集まり、まさに『ケーススタディ』にふさわしい学びの場でした。同時に、新たな人脈を広げられる貴重な機会となりました」という感想が聞かれました。

CS60ケーススタディcafeは、単なる技術研修の場を超えて、CS60実践者たちの相互学習とコミュニティ形成の場となっています。ここで得られる知識や経験、そして人との繋がりは参加者一人ひとりの成長を支える財産となることでしょう。

(おわり)

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