今回は、鹿児島県の霧島でご自身のサロンを営みながら、スリランカの中央部に位置する伝統的なリトリート施設「Ulpotha(ウルポタ)」に、CS60の施術者として招かれた経験を持つ桑水悠治さんにインタビューしました。
―桑水さんはスリランカでCS60の施術者として働いた経験があると聞いています。ぜひ詳しい経緯を教えてください。
桑水:2023年にスリランカの「ウルポタ」にゲストとして行きました。高城剛さんのメルマガで存在を知って以来、どうしても行ってみたいと思っていた場所です。
―ウルポタはどんなところにありますか?
桑水:「ウルポタ」は熱帯雨林に囲まれたところにあります。
植民地化される前のスリランカの伝統的な村を再現しているので、現代的な設備を極力排除しています。自然と一体になりながら、伝統的なアーユルヴェーダの治療やヨガを提供しています。
―どのくらいの規模ですか?
桑水:20~25人ほどが滞在できる小さなリトリート施設ですが、世界中からゲストが訪れます。
―それだけ魅力的な施設なんですね。基本的なインフラはないのですか?
桑水:電気は使用せず、夜はキャンドルやオイルランプで生活しています。調理は薪火です。「ウルポタ」はシンハラ語で「水の泉」という意味ですので、敷地内に地下水源が多数あり、水に困ることはありません。携帯の電波が少しだけ入るエリアがありますが、多くの人は意図的にスマートフォンも使わず、デジタルデトックスを楽しんでいますね。
―すごい環境ですね。食事は自給自足ですか?
桑水:村で採れた野菜を使った伝統的なスリランカ料理が用意されます。
ベジタリアンメニューで、金曜日だけ卵料理が出ます。
「アンヴェラマ」という共同の食事スペースで、みんなで一緒に食事をしました。
その時隣の人と話したりするから、自然と仲良くなります。
―自然に還れる場所なのですね。その施設でCS60を提供することになったきっかけは何でしょうか。
桑水:もともと2週間の滞在予定でしたが、ここが本当に気に入って、「もっと長く滞在したい」とオーナーに相談したんです。
そしたら「あなたのエネルギーはこの村に合っているからセラピストとしてまたおいで」と誘っていただきました。
実はウルポタに滞在中、自由時間に大勢のゲストにCS60で施術をしていたんです。
―そこからご縁が繋がったのですね。
桑水:オーナーにセラピストとしてご招待していただいたので、いったん帰国後、半年後に改めてウルポタに戻りました。
(つづく)