インドネシアと日本の国際アート文化交流NPOのプレジデントとして10年間活動。現在はJEMBER FASHION CARNIVAL(JFC)国際大使として、また新たに設立したサクラネシア財団を通じて、両国の文化交流に尽力しています。
―さくらさんはインドネシアの子供の教育のための活動をされていますよね。どういう経緯だったのでしょうか?
さくら:2011年に永田弘道さんと出会ったのをきっかけに、インドネシアと日本の子どもたちの国際アート文化交流を推進する活動に参加しました。
バリやジャカルタなど様々な地域で文化交流の架け橋として活動してきて、コロナ後にはご縁をいただきインドネシアの仲間たちとサクラネシア財団を立ち上げました。現在はジャカルタを拠点にインドネシア全土に活動を広げています。
―2018年からはJEMBER FASHION CARNIVAL(JFC)の国際大使を務めています。このJFCというのはどんなイベントなのでしょうか。
さくら:JFCは、インドネシアの東ジャワ州のJEMBER県で毎年開催されているワールドクラスのファッションカーニバルです。
Jember出身で著名なファッションデザイナーであるディナン・ファリス氏が地域の文化発展と若者の育成を目的として立ち上げました。
―カーニバル参加者はすごく独創的なコスチュームですよね。
ただ豪華なだけではなくて、社会問題をテーマにした衣装もあります。
このカーニバルはどのように生まれたのでしょうか?
さくら:ファリス氏は地元の若者たちに無償でファッションデザインを教え、社会活動への意識を高める場として発展させてきました。
JFCは創造性を通じて世界と繋がることがミッションです。
参加する人たちは今の時代の大切な問題について学んだり、新しいスキルもたくさん身につけられる。それぞれの創造性を活かして最後に、カーニバルの大舞台でパフォーマンスを披露するんです。
―素晴らしい理念ですね。さくらさんはインドネシアの子どもたちのために活動されているとのことですが、現地の子どもたちはみんな天真爛漫で可愛らしいですね。
さくら:そうなんですよ。いつもニコニコしていて。元気であたたかいだけじゃなくて、すごくパワーがあるんです。大人も優しくて、インドネシアにいると、心もあたたかくなります。
―もともとインドネシアの子どもたちのために活動されていたさくらさんですが、ファリスさんとお会いしたことでJFCに関わるようになったのですね。
さくら:はい、ファリスさんにお会いした際に、「いつか日本人にもJFCに参加していただこう」という夢をいくつも語りました。その夢を叶えるために、私は日本からより多くの方々に参加していただきたいんです。今回は日本の伝統である花火を取り入れて、両国の文化交流を深める試みを行いました。
将来的には、現地の子どもたちが描いた絵をモチーフにした花火を打ち上げるなど、パフォーマンスだけでなく、技術の継承ができる文化交流の発展を目指しています。
―素晴らしい夢ですね。
最後にこのフェスティバルにCS60が貢献できる可能性について教えてください。
さくら:カーニバルでは40kgもの衣装を着用し、長時間にわたってパフォーマンスを行うんです。実はストリートランウェイはギネス記録に登録されていて4km近くあり、3日間に渡るんですよ。
日本からの参加者の方々も、カーニバル参加者も、とても体力を使います。
私自身もCS60の施術を受けた経験があり、その効果を実感しています。
ですからぜひ、パフォーマーの皆さんにも施術していただきたいですね。
―ありがとうございます。日本とインドネシアをつなぐカーニバルで、CS60が貢献する未来が見えてきました。
(おわり)