すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2025/02/13

Newsletter Vol.306

「マインドセラピーわきやま」 脇山明さんインタビュー(後半)

バングラデシュでの経験を経て、アメリカ、そして長年の夢だったスリランカへと活動の場を広げていた脇山さん。文化も環境も異なる三カ国での施術、CS60の効果は言葉を超えて伝わることを「目の前の人に笑顔になってもらいたい」という想いが、世界での活動を支えています。

―バングラデシュ帰国後、アメリカに行った経緯について教えてください。

脇山:アメリカに住んでる友人が日本に帰ってきたときに「CS60をやってるんだ」と話して、試しに受けてもらったんですね。
そしたら「すごくいい」と喜んでくれました。
「アメリカにマッサージセラピストの友達が大勢いるから、いつかその人たちに施術してほしい」と頼まれたんです。
アメリカは物価がものすごく高いですし、自分の仕事もままらない時だったので、最初はそこまで乗り気ではなかったんですよ(笑)。
ただ、「アメリカでも試してみたらどんな感じになるのかな」と考え始めたら、だんだん行きたくなってきて。
また後先を顧みず行ってしまったんです。

―すごいですね。アメリカのどこに行かれたのですか?

脇山:ロサンゼルスとセドナです。やはり物価がすごく高いというのが第一印象でしたね。特にロサンゼルスではホームレスの人も大勢いて、地下鉄に乗ると乗車客の8割を占めていました。道端にも影の様に転がっていて、普通の人がまたいでる姿が印象的でした。

―どういう人たちを施術させてもらったのですか?

脇山:日本人とアメリカ人が半々くらいです。人数は18人。
アメリカ人のマッサージセラピストが2人、日本人も2人、あとの人は普通の方ですね。
比較的、仕事を頑張って積極的な人生を歩んでる方に施術をさせてもらいましたが、毎日必死に闘いながらも、どこかで癒しを求めている、という印象の方が多かった気がします。

―反応はどうでしたか?

脇山:アメリカ人は細かいとこまで、施術の感覚を観察してるなって感じがありましたね。
例えばこちらの手さばきとか、「敏感なところは丁寧にやってくれる」ということを繊細にとらえてくれていましたし、初めての感覚に皆さん驚いてましたね。
アメリカ人の女性マッサージセラピストの方は、「ロサンゼルスにサロンはないの?これならお金を払っても絶対行くわ!」と仰ってくれました。

―バングラデシュ、アメリカという二つの異なる国で施術をして、どんな気づきがありましたか?

脇山:バングラデシュは医療もまともに受けられない方が多かったので、ある意味「何をやっても喜んでもらえるだろうな」という考えはあったんですね。確かに効果も目に見えて出ました。
一方アメリカで施術したのは、健康への意識が高く、お医者さんにも必要な時に行ける人たちです。
全然違う世界にいる人達でしたが、施術を受けた後に笑ったり、ウキウキしたり、「カラダが喜ぶ声」を感じている様子はどちらもよく似ていました。

―細胞の声は、言葉や文化が違っても共通しているのですね。
スリランカのことも教えてください。こちらは何人で行かれたのですか?

脇山:一人です。20年来の夢だったスリランカでの活動でしたが、なかなか道が開けませんでした。でも考えるだけでは何も始まらないので、とりあえず4ヶ月先の格安航空券だけ買ってしまいました。そして千葉県の田舎にある日本でただ一つのスリランカ仏教寺院に行ってみたんです。田んぼの中に仏舎利塔がポツンと立っているような場所でした。そこを訪ねて住職さんにCS60を体験していただいたところ、とても喜んでいただき、現地の団体を紹介してくださいました。

―人脈がなくても、努力して20年来の悲願が達成できたのですね。何人くらいに施術されましたか?

脇山:一人で200人以上に施術しました。途中で風邪を引いて2日間ダウンしなければもっとできたと思います。それほど反響が大きかったですね。

―スリランカの方はどういった反応でしたか?

脇山:以前よりは技術も向上していましたし、日本語通訳の方がいてくださる日もあり、お話を聞きながら深い施術ができました。印象的だったのは、手の震えで紅茶が飲めなかった方です。スリランカの方にとって紅茶は、日本人の緑茶のように欠かせないものなのですが、10分ほどの施術で震えが止まりました。
また、痛くて思うように動かせなかった体がラクに動かせて驚いていた方も多かったですね。体を触らせていただくと、過酷な肉体労働などで体が硬くなっている方が本当に多かったです。セルフケアも後回しになりがちのようで、なぜか膝と足の甲がセットで痛いという方も多くいらっしゃいました。
離れた所からまた受けに来てくれたリピーターが多かったのもうれしかったです。

―ずっと気になっていたスリランカに行けて恩返しはできましたか?

脇山:はい。でも「ここからがスタート」という気持ちです。住職さんからも「もう一度来てほしい」と言っていただき、現地のお寺でも温かく迎えていただきました。バングラデシュの時から感じていますが、医療を受けられない人々にCS60を知ってもらいたいという思いが強いんです。

―社会貢献のお気持ちが強いんですね。

脇山:社会というより、目の前の人に笑顔になってもらいたいという気持ちが強いですね。スリランカは大半が仏教徒で、慎ましく、とてもフレンドリーな方たち。そんな方々が病院にも行けずに苦しんでいる現状が、ずっと心に引っかかっていました。彼らにもCS60を知る機会を提供したいと思っていました。

―脇山さんのようにCS60を持って世界で活躍したいという人はどうすればいいでしょうか?

脇山:取っ掛かりは人それぞれだと思いますが、まずは一歩踏み出してみることです。
打てば絶対に響きます。打った以上に大きく響くのがCS60だと思います。私が身体ひとつで外国に出かけても「ただのオジサン日本人」。でも、手のひらに収まる小さなCS60を持っていくだけで、出会う人を笑顔にできて、希望を感じてもらえて、言葉を超えてわかり合える、それってすごいことですよね。そんなすごいポテンシャルをCS60に感じています。世界にはCS60を必要とする人が何億も、何十億人もいるはずです。
心理カウンセラー的に言うと、体感覚は無意識の本心を表します。
CS60によって、建前や嘘のないカラダの声に耳を傾ける人が増えるほど、西村先生の言われる「CS60は世界平和に繋がるデバイス」という言葉が現実になっていく気がします。
その感覚を誰かに伝えられれば、きっとその人がまた次の人に伝えてくれる。そんな連鎖が起きていくと信じています。

(おわり)

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