
- 2025/02/27
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Newsletter Vol.308
「CS60 SALON 楽(RAKU)」 三木万紀子さん(後編) 前回に引き続き、徳島県のサロン「CS60 SALON 楽(RAKU)」を営む三木万紀子さんにインタビューしました。
―三木さんがどのようにCS60と出合ったのかは、以前のインタビューでも伺ったので、違った角度からも伺いたいと思います。サロンを開業したばかりの時は、お客様は1日何人施術されていましたか?
https://cs60.com/newsletter-vol-148/
https://cs60.com/newsletter-vol-149/三木:最初はとても少なかったです。月の目標人数は10人でした。予約が入ったら「本当に来てくれるの?」という気持ちでした。施術を受けたいという方がいらっしゃると嬉しかったですね。様々な体に触れる経験を積んで、たくさん学びたいという気持ちがあったので、来ていただけることに感謝しながら一人ひとりと向き合っていました。
―その頃どのような施術をされていたのですか?
三木:研修で学んだ全身を整える施術です。それしか知らなかったのですが、その施術だけでも結果は出ました。早ければ1回で効果が現れ、お客様から「なぜこうなるの?」と聞かれる度に、私自身がCS60の素晴らしさを学ばせていただく感じでした。
質問:サロンを続けるコツは?
三木:お客様の話をしっかり聞くことが最も重要です。その方が置かれている環境や状況、お悩みをできるだけ把握できるようにお話しをお伺いします。お客様を理解することから始めるようにしています。施術後には、施術前には語られなかったお客様の本音のようなものを吐き出すように話し出す方も少なくありません。体がゆるんでリラックスしているからだと思います。ご自身の人生や悩みについて話すことも、デトックスの一つになっているのかもしれません。お客様とお茶を飲みながらゆっくり話す時間を今でも大切にしています。
質問:三木さんがサロンをしていて、最大のピンチは何でしたか?
三木:通常は3回程度の施術で結果が見えてくるのですが、サロンオープンから8ヶ月が過ぎた頃、3回以上施術しても改善が見られないお客様がいらっしゃいました。その後、半年間施術を続けても、一進一退して改善が見られなかったため、大阪支部の無料施術会に参加した時に西村先生に相談したら「負けてはいけない。諦めちゃだめだよ。」と励ましを受けたんです。
いろいろ考えて、お客様に「私ができるのはここまでかもしれません。それでも苦しいときは来てくれたら一生懸命頑張ります。その上で、施術を受けるかどうかはご自身で決めてください」とお伝えしました。―正直に話した上で、お客様の判断にお任せしたんですね。
三木: 私はいつもお客様に「大切な自分の体のことは、人に委ねずに自分で決めましょう」とお伝えしています。それは予約時も同じことです。施術を受けに来られたお客様の多くが「次はいつ来たらいいですか?」と聞かれます。でも、私は必ず「それは自分の体と相談してください」と答えるようにしているんです。私のサロンは基本、施術後に次回の施術の予約をお伺いすることはありません。当日でも予約を受け付けているので、お客様が本当に必要だと感じたときに来ていただけるようにお願いしています。
― お客様の体調に合わせて柔軟に対応できるようにしているんですね。施術で心がけているところはありますか?
三木:先生はいつも「施術は宝探し」とおっしゃっていますよね。
一人ひとり「宝物(痛みや不調の原因)」がある場所は違います。
それを探し出すのが私たちの仕事です。
その「探し方」は自分自身がしっかり理解していないといけませんし、「探し方」はそれぞれの施術者によって違うと思います。
すべてをベテラン施術者に質問していたら、自分で見つける力が育たないんですよね。
自分で探究することが大切です。そうすることで、どんな方が来たとしても自信を持って対応できるようになります。─ありがとうございます。最後にCS60を始めたばかりの方にメッセージをお願いします。
三木:「継続は力なり」「石の上にも3年」と言われるように、始めたことを3年以上は続けないと結果は出てこないと心から感じているところです。
新しくFLになられた皆さんには、この特殊なデバイス、西村先生が「日本では6,000個しか製造しない」とおっしゃっている限りのある1個を手にしているという自覚と覚悟を改めて持っていただきたいと思います。
それぞれの価値観に沿って進みながら、どんな未来が待っているのかを想像しつつ、ぜひ 楽しみながら CS60と関わっていってください。(おわり)
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