すべての人のウェルネスを願って日本で開発された、ヒーリングシステム CS60

2025/05/08

Newsletter Vol.318

塚本さんインタビュー

ボランティアから始まり、本部スタッフになった塚本さんの歩みは、大阪支部の歴史そのものです。今、CS60大阪支部は“学びと挑戦”の場として新たな進化を遂げようとしています。大阪支部の新しい取り組みについて伺いました。

―塚本さんがCS60大阪支部で働き始めたのは、いつ頃でしょうか?

塚本:2023年の4月からです。

―何かきっかけがあったんですか?

塚本:いちばん大きかったのは、大阪支部の移転拡張ですね。
旧支部は、施術ベッドなどを置くと、結構狭いペースの支部でしたね。その空きスペースで肩を寄せ合って研修したこともありました。
スタッフになる前のFL時代、西村先生に「1日5人施術しなさい」って言われてたんですけど、当時はサラリーマンやってたもんで中々、1日5人施術は難しかったです、と言うか無理でした。最初は嫁が経営する、美容サロンを借りて施術してたんですけど、「このままではあかんな」と思って、無料の施術体験会の「お手伝いさせてください!」って志願しました。

―どれくらいの期間、関わってたんですか?

塚本:2年ぐらい、ほぼ毎月です。施術者が6名体制のときに、私と名古屋のFL板谷さんは、(開発者の)西村光久先生に特別計らいをいただき、毎月施術体験会に参加させてもらっていました。
今もそうですが、 施術FLは11時集合なんですけど、私はスタッフの皆さんと一緒に会場に入り、設営の手伝いから始めて、いろんなこと学ばせてもらいました。

―もうスタッフみたいに動かれてたんですね。

塚本:そうなんです、ありがたかったですね。本業の方も週休3日でしたから、月曜から始まる3日間の基礎研修にも志願して、参加させてもらって。人が足らない時はフォローもさせてもらえました。岡本さんから、「明日も手伝える?」ってお願いされる時もありましたが、「さすがに、明日は仕事なんで、すみません」てなこともありましたね。(笑)
その経験が2年半ぐらいありましてね。おかげでスキルアップもできましたし、西村先生と接する機会も増えました。西村先生に言われたことは、もれなく全部メモして「先生語録」としてまとめていたら、ノート5冊分になって、先月1冊の本にまとめたんです。今も増ページ中です。

―すごい…! 当時はまだ本業を続けながら、大阪支部を手伝ってたんですね。

塚本:ある日の施術会終了後、西村先生に「新しい事務所借りたから一緒に見に行こう」と誘われて、大久保さんと見に連れて行って貰って見たら、“むちゃくちゃ広い” が第一印象でした。それが、今の大阪支部です。
直さん(*本部の松橋直子さん)から「来春を目途にスタッフを探している」と言われてて、そのうち「塚本さんどう?」って声掛けされたんですが、当時、他で勤務していたので、ありがたかったですが「今は難しいですね。」ってお断りを入れたのですが、気にはしていました。

―そのときは何をされてたんですか?

塚本:42年間サラリーマンとして勤めて定年退職後、地元の市役所の教育委員会扱いで、小学校で働いてました。仕事もようやく覚えた頃に、直さんから再度、大阪支部スタッフとしてのお話を聞きました。さらに、翌年の2月26日、大阪施術会後、西村先生とおかみさんに「どうや?」と聞かれて、「もう、やるしかないな」と腹をくくりました。

―日付までしっかり覚えてるんですね。

塚本:その年はうるう年で2月29日まであったんですよ。
学校関係の人事の締きりは2月末で、もう数日しかなかったので焦った記憶がありました。
「1日だけ時間ください」って家に帰って嫁さんに相談したら、「ありがたい話じゃないの。学校とCS60とどっちがええの?」と言われて「CS60の方がやりがいがあると思う」って答えたら「じゃあやりたいことやれば」と背中を押してくれたんです。
次の日、直さんに「やらせてください。」と伝えて、28日に校長先生に「すみません、やりたい事が出来たので辞めさせて頂きたい」と伝えました。
もう教育委員会に辞職を伝えられるギリギリのタイミングでしたね。

―もしあと数日遅かったらどうなっていましたか?

塚本:次に辞められるのは1年後でした。

―本当に絶妙なタイミングですね。
そして4月から大阪支部の運営が始まったわけですね。

塚本:業務については、右も左もわからない状態で始まりました。
でも、その前の2年半の施術体験会への参加や、追加基礎研修への参加経験がほんまに役立ちました。 支部移転早々の5月基礎研修で岡本さんからいきなり、「塚本さん、この部分の研修出来る?」と言われて、いきなり担当を任され、焦ったことを思い出しました。(笑) 
今思えば、あの岡本さんの、荒療治が良かったですね。無料施術体験会運営や設営、フォロー、基礎研修流れも、FL時代にすべて叩き込まれてましたから、ほんと良かったです。

―現在大阪支部ではどんな取り組みを?

塚本:FLさんから「勉強会やりたいけど場所がない」「借りるのにお金がかかる」と聞いてたので、研修所を貸し出せる仕組みをつくりました。

―「追加研修1day」も大阪オリジナルなんですよね?

塚本:そうです。基礎研修の内容を追加で学ぼうと思うと、本来、3日間かかります。でも「仕事休まれへん」「子ども預けられへん」という声が多かったので、基礎研修の中から実践的なところだけを抽出して、1日で受けられるスタイルにしました。まだあまり知られていない取り組みなので、今後もっと広めていきたいです。

―ありがとうございます。最後に今後の目標を教えてください。

塚本:関西のFLさんに、「大阪支部の研修内容」等、まだまだ知られてない方が居られるので、無料施術体験会や各施術研修を通して発信を強化して行きます。

また、今模索してるのが「なにわ道場」です。これまでの施術研修はテーマが決まっていたけど、「なにわ道場」では、例えば「還暦越えのFLさん」「ホームケアを主とされているFLさん」を集めて、施術の場だけでなく、FLさんの声を拾う場にしたいんです。
一人だと色々な悩みを抱え込み、前に進めないFLさんも居られると思います。
そんなFLさんに集ってもらい、「私と同じ想いを持つFLが居るんだ」と安心して頂く、コミュニティにしたいと思います。

―それ、すごくいいですね。

塚本:あとは基礎研修の「ガイダンス」の時間が限られてて詳しく説明しきれない部分をピックアップして、なにわ道場でやるのもアリかなと考えています。
僕らが決めるんやなく、FLさんが望むことを研修に反映するしていきたいですね。「FLのFLによるFLのための大阪支部」そんなスタイルを目指してます。

―最近支部内に大阪サロンもグランドオープンしたんですよね。

塚本:そうです。グランドオープン前からFLさんへのサロンでの施術はしていたのですが、2025年4月9日(水)から一般のお客様にも施術を提供できるようになりました。現状、月に2日間のみのサロン開催なのですが、好評であれば、実施日を増やしていきたいですね。近隣のFLさんはもちろんの事、他の地域のFLさんにも、どんどん、大阪サロンに来ていただきたいです。
今年は、「大阪万博」も開催されており「USJ」もあるので、スタッフ一同、お待ちして居ります。

―観光に訪れた方や地元の方々が、気軽に施術を受けられる場所になるといいなと思います。これからの展開、楽しみにしています!

おわり

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